MIYAZAKI♥LOVE
平成元年付近や21世紀になった宮崎のことを語ろう
まるさんかくしかく

東村アキコ「まるさんかくしかく」第5話から宮崎&昭和あるあるを語る※ネタばれあり

東村アキコさんがご自身の小学生時代をモデルに描いている、『まるさんかくしかく』。

話の舞台が「1985年(昭和60年)の宮崎」ということもあって、前回に引き続き第5話目を堪能したところで今回も、【つい小ネタに反応してしまう運営のコーナー】をお送りしたいと思います。

本編を堪能してから読んで頂くのがオススメですが「漫画は気になるけど読んでない」という方も、良かったら先にこのコーナーに目を通していただき、東村アキコさんの『まるさんかくしかく』に興味を持ってくれたらいいな、なんて思っています(*^^*)

ほんっとに毎回面白くて笑っちゃう作品なのでぜひぜひ!

※この先は作品のネタバレを含みますので、ご注意ください…

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「まるさんかくしかく」第5話の小ネタに反応しちゃう運営のコーナー※ネタばれ注意

今回のテーマは「乙女のおまじない事件」!

内容の随所に当時の時代背景が伺える小ネタが今回も満載でした(^^♪

では、すこし下にスクロールしたところから始めますよ~

さん

いち

■その分厚さ!このシリーズじゃないか!?
ちょっとそこの女子~!!!それはこのシリーズやないとね!?

そう!『平成元年あたりの宮崎の高校生』世代のみなさんならキット一度は目にしたことがあるはずの小学館ミニレディー百科シリーズ!

本の中身のレイアウトも本誌の絵と雰囲気似てる気がする^^

ちなみにミニレディー百科のマスコットキャラクターや挿絵を担当されていた市川みさこ先生は『オヨネコぶーにゃん』の作者!おー!あの人気作の!とすぐ分かったそこのアナタ、同世代ですね!運営と握手だ☆

さてなぜ彼女たちが読んでいるのがミニレディー百科シリーズだと思ったかというと、本の表紙が分厚いと分かる描写があったからです。

東村先生の細やかな描写力、いつものことながら素敵!

このシリーズ、ページ数は漫画の単行本よりやや少なめかな?という感じだったのですが、表紙に使ってある紙が分厚いのでご覧のとおり自立できちゃうんですよねw

運営が持ってるのはお菓子のレシピ本ですが、コレを買った昭和57(1982)~58年当時には上記写真のとおり既にシリーズ本が何冊も発行されていました。

そして調べてみたところ、思ったとおり『おまじない』本もシリーズ内に複数存在していたので、彼女たちが読んでたのはひょっとするとそれじゃないかな!?と思った次第です(^^)

なんてったって、『まるさんかくしかく』が連載中のビッグコミックオリジナルと同じ、小学館の本だしねw

なお、ミニレディー百科シリーズは残念ながら1990年代に終了してしまったようですが、カバーに載ってた学習まんが『少年少女 日本の歴史』は2023年現在も販売中のベストセラー!

おうちにあったという方も多いのでは?^^

 

■宮本さん、スパルタンX好きすぎやろw
ひまわりっ~健一レジェンド~』ではビックリマンシールやキン消しのイメージがある宮本さんですが、小4当時はスパルタンXにハマってますなっw

それもそのはず、作品の舞台である1985年はスパルタンXのファミコンソフトが6月に売り出されてるんですよね。

キット買ってもらったばっかで日々おうちで攻略に励んでたんだろうなぁ^^

なお、スパルタンXはこのファミコンソフトが出るまではアーケードゲームでしか遊べなかったので、ひょっとしたら宮本さんもお小遣いを握りしめて筐体(ゲームの機械)のあるお店まで行ってたかもしれませんね♪

おっと!『お店』と言っても多分ゲームセンターじゃないですよ!

令和の現在もですが、昭和・平成もゲーセンは小学生が親の許可無しで気軽に遊びに行ける場所ではなかったですから^^;

1980年代って、近所の商店や駄菓子屋さんに1回10~100円以内で遊べる筐体を置いてることがよくあったんですよ^^

スパルタンXを作っていたアイレム社は、主に駄菓子屋さんに置く筐体を作っていたようなので、宮本さんが行ってたとしたら日々おつかい頼まれたりオヤツを買いに行ってる近所のお店だったんじゃないかな♪

 

■その本どこで買ったとやwww
これに関しては本編読んでくださいwwwめっちゃ面白かったので!!!

スパルタンXの宮本さんもクセが強いけど、彼女も徹底してるなぁw

しかしそれ…どこで手に入れたの!?当時の街角のちいさな本屋さんじゃなかなか売ってなかったのでは!?

ダイエーの『り~ぶる』とか、高千穂通にあった中央田中書店とか、あとは街のデパート群の書店とかなら置いてあっただろうか…

そういえば、昔は山形屋の上の方の階にかなり本格的なタロットカードや占いグッズを扱ってるフロアがありまして、運営陣も平成元年あたりの高校時代はよく行っておりました。懐かしいw

彼女も行ってたんじゃないかな~^^

…あと、ひょっとしたら水木しげる先生の悪魔くんも読んでたんじゃなかろうかと思う運営なのでしたw

 

■お手伝いの定番だったよね~!
やりましたやりましたw フキはアクが強いからそうなっちゃうんだよね~^^

個人的には薄皮が簡単にスーッと剥ける感触が好きだったので、率先してやってました。

でも、初手のひと剥きめでどうしても爪をフキの皮に引っ掛けないといけないので(ミカンの皮剥くときを想像してもらえれば分かるかと)、爪の中まで真っ黒になっちゃってた記憶があります。しかも色が落ちにくいんだコレがw

あと、同ジャンルのお手伝いとして、エンドウ豆のさや剥きとか年末の数の子の皮剥きもやってました^^

 

■まだ『ポプリ』という言葉がメジャーじゃない世界だったんや…
2023年現在の世界では一般的に女子を中心に広く知られている代物であるポプリ。

しかし1985年のアキコはまだ知らないんですよね~( ゚Д゚)そして母・ノブ子も知らない。

じつは日本でポプリが広く知られるキッカケとなったのは1980年~81年までなかよしで、連載されていた『あこがれ(ハートマーク)二重唱』というマンガだったんですって!

このマンガを読んだ女子たちからポプリブームが広がり、そして定着したという…いや~知りませんでした。

80~81年といえばアキコはまだ入学前か小学1年生くらい。

『なかよし』のこの連載を読むにはちょ~っと小さい頃ですし、逆にお母さんはすでに大人ですから『なかよし』は読んでなかったのかもしれませんね。

現在の大人はマンガ読むけど、1980年頃の大人って買ってまで少女漫画読むヒト少なかったイメージがあります。少なくとも運営の周りではそうでした^^;

偶然にも、ちょうどポプリブームにハマらない世代のふたりだったんだろうなぁ…

…いや、しかし。アキコと同い年でも女子力が高い『交換日記メンバー』は知ってたかもしれませんね♪

アッコちゃん!近くにあるファンシーショップに行ってみない!ポプリあるかもしれんじ☆

 

■でも!へべすの方が香りがイイんだからねっ(震え声)
「どこの御家庭にもある」と思われがちだけど、実際にはそんなにないのよね丸ごとのレモンってw

このシーンも大笑いしたので!ホンットに是非読んでほしいです『まるさんかくしかく』!

さて、へべすの説明は本誌にタップリ書いてありますのでそちらを読んで頂くとして、
運営からもひとつだけ小ネタを♪

じつは作品の舞台より数年前の1980年頃は、へべすって『サンズ』と呼ばれることも多かったみたいですね。

1980年代前半の手持ち資料より

日向の友人に訊いたところ、「あ~!そういやそんな名前で呼んじょったね~」と言ってました。恥ずかしながら運営はぜんっぜん知らなかった(^^;

ねぇアッコちゃん、『へべす』や『サンズ』より『レモン』の方が名前はオシャレかもしれんけど、へべすの方が香り高いし、値段もへべすの方が高いっちゃかいね!!!

 

■東村先生!こんなトコにまで小ネタ入れないでくださいっwww
ちょっwww最終ページの紙群www

思いっきり宮崎あるあるじゃないですかー!

芸が細かいwww危うく見逃すところでしたし、発見したとき噴き出してしまったw
たしかにクラスに1人だけじゃない確率高いもんなぁ^^

 

■ラスト、どうしてそうなったwww
めちゃめちゃ書きたいんですけど、この面白さは本編で存分に味わって頂きたいので内緒にしておきますw

アキコよせw

1977年に公開されて大ヒットしたあの映画に出てきそうだぞwww

 

以上!『まるさんかくしかく』5話目の「宮崎&昭和あるある」でしたが、今回も面白かったな~^^

というか、ここまでの5話すべてハズレ回が無い!

やはり東村先生のギャグ漫画、最高だ~!!!

…といいつつ、『私のことを憶えていますか』も最高ですけどね^^(ハマってます♪)

それにしても、今回の『おまじない』あるある、分かる分かる!と何度も頷きましたし、
「小4の恋愛~」というアキコの思考も分かるな~と思いました。

小4といえば10歳前後…ティーンエイジャーの入口なお年頃なんですよね。

大人が思ってるよりけっこう大人に近付いてて、哲学的というか複雑なことにも思いを馳せてたなぁとその頃の記憶がよみがえりました^^

あとこの本を好んで読んでた女子たちは、その先MyBirthdayを毎月買うことになり、更にお姉さんになったらananの占い特集号を買ったりするんじゃないかな!?

と、想像してフフフっとなった運営なのでしたw

手持ちの20年以上前のanan置いておきますw

この先もどんなことが起きるのか?「宮崎&昭和あるある」とともに次回も楽しみです!

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