MIYAZAKI♥LOVE
平成元年付近や21世紀になった宮崎のことを語ろう
宮崎のお店

【マルショク中央通店が閉店】宮崎市中心部のデパートは今と昔どう違う?

2023年2月28日で「マルショク中央通」が閉店すると聞いたのですが、老舗のお店の閉店というのは本当に残念…

しかも運営陣が生まれる前から宮崎市中心部を支えてきたスーパーの閉店ということから、またこれで中心部の雰囲気が変わってしまいますね。

そこで今回は、長い間宮崎市内中心部を支えてきたスーパー・「マルショク中央通店」に長い間お疲れ様の意味も込めて、

閉店する月である2023年2月に行った時の様子と、そしてこの先記憶として残すためにも、『平成元年あたり』のデパートってどうだったのか?現在の様子とあわせて簡単にまとめてみました。

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2023年(令和5年)2月末で宮崎市中心部のマルショクが閉店!?様子を見に行ってみた

2023年2月某日。「マルショク中央通店」の閉店の話を聞いて、どんな様子なのか?見てみました。

この時は朝10時頃だったせいもあって、1階にある食堂「味一番」は開店前で開いていませんでしたが、

にしても。コチラ「エレガンスYOU」の『閉店』の文字。これを見るとなんとも悲しい気分になりますよね…

↓「閉店」のお知らせの案内

この時間は朝10時頃ということもあってか、お客さんも少なめ。

こうしてみるといつも通りっていう感じですが、一方で入り口付近の靴屋さんとかを見ると、

『完全在庫処分』で、靴がかなり安くで売られていました。

それにしてもこの雰囲気で思い出すのが、「レマン」が閉店する前の様子。

完全に閉店してしまうっていう様子があちらこちらに見られ、なんとも言えない切なさを感じます。

マルショク中央通店について

宮崎市の中心部にありながら、『庶民的なスーパー』という存在だった「マルショク中央通店」。

一体どんなお店だったのか?改めてちょっとまとめてみるとー

  • 開店:1966年
    マルショクの宮崎市1号店だった
  • 宮崎丸食 マルショク宮崎店→サンリブ宮崎→マルショク中央通店
  • 元々は5階建て
  • 2007年に改装→同年11月に今の店舗(1階売り場・2階駐車場)となった

 

マルショクが昔は5階建てだったということをすっかり忘れてた!

そう。平成元年あたりの「マルショク」って、デパートっぽい感じだったんですよね!?

1991年の広告より。平成元年あたりは「マルショク」というか5階建ての「サンリブ宮崎」でしたね~

そんな平成元年あたりの「サンリブ宮崎店」の隣にあったドラッグストア「みずほ薬局」の広告(1991)も置いておきます

コチラも1991年の広告。宮下呉服店は当時、宮崎銀行橘通支店の隣に大きな店舗があり、サンリブ3Fにも入っていました。(2023年現在も「きもの宮下」として宮交シティで絶賛営業中♪)

それが2007年に一旦「サンリブ宮崎」としては閉店し、衣料品などを撤退させて、2007年11月にスーパー「マルショク中央通店」として再出発したという経緯があったということなので、

当時…中心部がいろいろ変わっていくその背景のひとつに、「マルショク」の建て直しもあったのでしょうね。

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平成元年あたり・宮崎市中心部のデパートってどうだった?(1970年代〜2023年現在)

今回の「マルショク中央通店」の閉店の話を聞いたわけですが、2020年に「ボンベルタ」も「ドン・キホーテ」になってしまい、どんどん街の様子が変わってしまいますよね。

そこでここで改めて、平成元年あたり(1990年代)の『宮崎市のデパート』について、現在の様子と合わせて簡単にまとめてみました。

※補足として、1970年代〜80年代の様子も合わせて記載しています。

1970年
〜1980年代
1990年代
(平成元年あたり)
2023年現在
丸食
→スーパーマルショク
(4F:でんきの新和)
サンリブ宮崎店
(3F:宮下呉服店)
マルショク中央通店
(〜2月末まで)
元々は5階建て・2007年の改装で現在のスーパーになった。なお1990年代には回転すし「アトムボーイ」が1階の敷地内にあった。
橘市場
→ファミリーランド
→橘ジャスコ
ボンベルタ橘(西館) 宮崎ナナイロ
(MEGAドン・キホーテ宮崎橘通店 他)
1970年代には「ファミリーランド」なるものがあったが詳細は不明。1980年代後半の改装後、西館は5階から上が駐車場。若者向けのオシャレなお店が多かった。
橘百貨店
→橘ジャスコ
ボンベルタ橘(東館) 宮崎ナナイロ
(ダイソー 他)
1980年代後半に「ボンベルタ」として開業した東館1階は特に高級感あるデパートという感じで、高校生には敷居が高かった。
・橘会館
・橘東宝
・スカラ座
・橘国際ホテル別館
→MRT会館
MRT micc MRT micc MRT miccだったこの場所はかつて、橘グループが所有するビルや映画館だったらしい。その後「MRTセンタービル」となり、1990年代くらいまでは地下1Fにレストラン街があって、その中にカレーの名店「ガンジス」がパスタ店?を出店していた。
山形屋デパート 宮崎山形屋 宮崎山形屋 東側にある新館は2008年に作られたため、平成元年あたりにはなかった。
寿屋百貨店 寿屋百貨店 カリーノ宮崎 2001年に大幅リニューアルしたものの、寿屋の経営破綻により2002年に閉店。2003年には「カリーノ宮崎」となるが寿屋時代のようなデパートではなくなった。
ユニード(アピロス)宮崎店
→橘ジャスコ(仮店舗)※1980年後半頃の改装時
アゲイン
(ハニーズ・タカキュー等ヤングファッション 他多数 )
アゲイン
(アニメイト宮崎店 他)
アニメイト宮崎店が入っている橘通東の「アゲインビル」。1970年代は「ユニード宮崎店」だったが、1980年代後半に橘通西の「橘ジャスコ」が「ボンベルタ橘」に改装する際、一時的にこの場所が「橘ジャスコ」だった。

 

今回の「マルショク中央通店」の閉店によって、平成元年あたりから変わらない大きなお店、というのが「山形屋」と「MRT micc」だけになるわけですが、

平成元年あたりからすでに30年以上たっていることから、「変わっていない」と思うこれらのお店も、いろいろ変化があったことが改めて分かります。

そしてこの先…「デパート前」付近の様子がどうなっていくのか?

まずは「マルショク中央通店」の跡地が今後どうなるのか?いい風に活用されることを願いたいところです。

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