『チキン南蛮』といえば!なんといっても【おぐら】のチキン南蛮が有名ですよね〜(*´ω`)
特に全国放送のTV番組ではよく、【おぐら】のチキン南蛮が取り上げられるので、その知名度は本当に高いわけですが、
ー【おぐら】といっても、実はいろんな系列があるようで、
- 宮崎市山形屋近くの本店と瀬頭店がある「おぐら本店・瀬頭店」
- 延岡に店舗がある「味のおぐら」
そして・・・
- 宮崎に3店舗ある「おぐらきんなべ」
大まかにこの3つの系列が存在しているわけですが、
今回は宮崎市・イオンモール宮崎の北側にお店がある、【おぐら金なべCafe32】。
コチラでチキン南蛮を食べてみました(^^)v
チキン南蛮の発祥・宮崎の「おぐら」について
最初にちょっとだけ触れていますが、まず【おぐら】について、【おぐら】のルーツをネットで調べると情報が出てくるので詳細は省略しますが、
宮崎市に2店舗ある【おぐら】と、延岡の【味のおぐら】。
これらについては現在別会社ではあるものの、元々は同じであり、
創業者が1956年に宮崎で開業したという甲斐義光さんで、そのお兄さん・甲斐照幸さんが延岡でお店を開業されたのだとか。
ちなみにチキン南蛮の発祥といわれているもうひとつのお店・延岡の【直ちゃん】も有名ですよね。
【直ちゃん】の店主だった後藤直さんは元々居酒屋をやっていたものの、レパートリーを増やすため、延岡の有名店【ロンドン】という洋食店で働いていた時にまかないで食べていた「鶏からあげの甘酢がけ」が、のちの『チキン南蛮』となったという話なんですが、
この【ロンドン】というお店はなんと!【おぐら】の創業者でもある甲斐義光さんも、修行されたお店ということで、
やはり同じくこの「鶏からあげの甘酢がけ」から『チキン南蛮』が誕生したそうなんですね!
なので【直ちゃん】はタルタルなし・【おぐら】はタルタルありと、見た目が違う『チキン南蛮』ではありますが、
そのルーツをただせば元は同じ、ということが分かります。
なお宮崎と延岡の【おぐら】。
経営はそれぞれ兄弟で行っていたものの、元は同じだったようですが、平成4年にこれらは分社され、
- 「おぐら本店・瀬頭店」(宮崎市)
- 「味のおぐら」(延岡市)
このようになっているようですが、
会社が分社された今でもお店には、トレードマークの「おぐらのおじさん」が描かれています^^
おぐら金なべって何?おぐらとの関連や違いについて
それでは。今回行ってきた【おぐら金なべCafe32】。
このお店と、宮崎市と延岡に店舗がある「おぐらのおじさん」がトレードマークの【おぐら】とは一体どんな関係があるのでしょうか?
結論から言うと、
現在宮崎市内に3店舗ある【おぐら金なべ】と、「おぐらのおじさん」で有名な【おぐら】とは、全く別の会社なんだそうですね!
ただ、【おぐら金なべ】の立ち上げに協力した黒木料理長は、1978年から定年になるまで、【おぐら】で総支配人として長年働いていた方なんですが、
かつて県内にあった【おぐら】のチェーン店のひとつ「金なべ」を復活させたいという思いから、黒木さんが定年した後にお店を作ったというエピソードが【おぐら金なべ】の公式サイトに書いてあったので、
そういったことからも、「おぐらのおじさん」の【おぐら】と味のルーツは同じ、ということになるのかな?
コチラは【おぐら金なべ】の外観より。ここに「おぐらのおじさん」と黒木料理長の写真がしっかり使われているので、会社は違うしネットではいろんな意見があるものの、結局のところルーツは同じなんだよね??
※参考までに。【おぐら】のチェーン店だった【金なべ】は、橘通り西に平成元年・1989年辺りにお店があったことを確認してますが、1990年にはお店がなくなっているので、分社した時には【金なべ】はすでに消滅してたのかもしれないので、まさに昭和のお店だったと言えますね。
おぐら金なべCafe32の元祖チキン南蛮を食べてみた!
ということで。非常事態宣言が解除になった、とある平日の夜。
新別府町にある【おぐら金なべCafe32】に行ってきました。
夜の8時過ぎでしたが、「イオンモール宮崎」近くのこの道路は車通りも多く、散歩している人もいましたね〜
店内に入ると、ちょっと懐かしい!?「コカ・コーラ」の瓶の自販機があって、その隣に食券機があるので、先に食券を買って店員さんに渡すという注文スタイルとなっています。
そして店内ですが、
アメリカンな雰囲気に、大量の漫画!?
そしてメニューがこれ。
なるほど・・・「32」というのは、「昭和32年」に『チキン南蛮』が誕生したという意味で付けられたのかな!?
料理のお値段はだいたい、900円〜2000円ちょい、といったところでしょうか!?
ちなみに食事をすると、ドリンクバーの飲み物が1杯無料で付いてくるんですね^^
(ただし24種類のクリームソーダ―は対象外☆)
ということで!頼んだのは。やっぱりこれでしょう(^^)v
『昭和32年復刻版 チキン南蛮』900円
しかも「昭和32年復刻」と書いているところを見ると・・・
これが【おぐら】の『チキン南蛮』の、元祖の味というべきなのかな!?
ちなみにお鶏は胸肉。しかもカットしていないので、
フォークとナイフで切り分けて食べるという、本家【おぐら】と同じスタイルです。
さて肝心なお味ですが、胸肉といってもジューシーで柔らかく、衣は酢がきいているしタルタルも美味しくて、
「おぐらのチキン南蛮が美味しい」って言われるのも分かるなーって思う味でしたね。
ー正直なところ地元にいると、観光客が多く行くと思われるお店ってなかなか行かないのですが(すみません)、
これを食べたら今度はぜひ!【おぐら】の本店や瀬頭店、または延岡のお店で、『チキン南蛮』の食べ比べをしてみたいなって思いました。
とりあえず!よくTVなどで取り上げられる【おぐら】と、今回行ってきた【おぐら金なべ】。
会社自体は全く別で、関連がないとはいうものの、
【おぐら金なべ】の『チキン南蛮』も本当に美味しかったし、しかもここで、【おぐら】創業時の味が楽しめるなら、ぜひ!こちらのお店にも足を運んでほしいですね。