東村アキコさんがご自身の小学生時代をモデルに描いている、『まるさんかくしかく』。
話の舞台が「1985年(昭和60年)の宮崎」ということもあって、前回に引き続き第18話目を堪能したところで今回も、【つい小ネタに反応してしまう運営のコーナー】をお送りしたいと思います。
本編を堪能してから読んでいただいても良いし、
「漫画は気になるけど読んでいない」という方も、良かったら先にこのコーナーに目を通していただき、東村アキコさんの『まるさんかくしかく』に興味を持ってくれたらいいな、なんて思っています(*^^*)
※この先は作品のネタバレを含みますので、ご注意ください…
「まるさんかくしかく」第18話の小ネタに反応しちゃう運営のコーナー※ネタばれ注意
【🌴 #まるさんかくしかく 最新話🌴】
発売中のオリジナル4号に、最新18話「ばぁちゃんち事件!」が掲載されております〜✨
アッコちゃん、まさかの能力に目覚める!?の巻き、です👀
離れた祖父母の家を訪ねるの、小旅行気分でしたよね!#東村アキコ #昭和あるある #小学4年生 #宮崎 pic.twitter.com/0MihBjgLJj
— 東村アキコ『まるさんかくしかく』公式(1巻発売中) (@marusankaku1985) February 6, 2024
今回のテーマは「ばあちゃんち事件!」となっていますが、その内容の随所に当時の時代背景が伺える小ネタが今回も満載でした(^^♪
では、すこし下にスクロールしたところから始めますよ~
さん
に
いち
■都城市!!!近いけど宮崎市と全然違うじw
実は運営①はちょっとだけ都城に住んでいたことがありまして…
前もちょっと触れましたが、今の宮崎市でも見られますが、田んぼの休閑期の『れんげ畑』は憶えていますし、作中のアッコちゃんたちのように友達とレンゲ摘みした思い出もあります。
あと都城市は霧島のふもとの盆地!という場所柄、「霧島おろし」で寒かったし、宮崎市とは違って冬は時折小雪が舞っていたのも記憶にありますね~
そして作中で方言に触れていますが、宮崎市の言葉と違う都城市の方言…都城市は鹿児島弁の影響が強いんで、こっち(宮崎市)の方言と、まるで違うんですよね。
運営は都城から宮崎へ転校してきたクチですが、言葉の違いに戸惑いましたからw
余談ですがアッコちゃん家は、父親が都城・母親が鹿児島の志布志、そしてアッコが宮崎市と、家族がいろんな言葉を使っていますが…
運営①の知人(もちろん宮崎市在住)の実家は、両親ともに鹿児島人だったせいもあって、家の中で鹿児島弁が飛び交っていた環境で育ったことから、外で鹿児島弁を話すだけでなく、鹿児島弁で作文を書いてしまったがために、何を言っているのか分からんと言われた、なんて言うエピソードがあります☆
それだけ宮崎市近辺と、お隣の鹿児島県や県境の都城市や西諸地域の言葉って全然違うんですよね~^^;
■日曜の宮崎のローカルラジオといえば…
運営①はどうしてもMRTの「ベスト20」を思い出すのですが、アッコちゃんたちが聴いていたのは多分ですが、FM宮崎でやっていた、ポッキーさんの番組なんじゃないかな!?
なのでちょっとFM宮崎の過去の番組を調べてみたところ、ポッキーさんがやっていた番組「サザン・ウィンド」の放送開始が1985年8月で、開始当時は「日曜14時からの30分枠」とあることから、今回作中でアッコたちが聴いていた宮崎ローカルラジオは、コレをモデルにしていたかもですね^^
ちなみに魚留先生。ポッキー…じゃなく「ロッキーさん」の真似をしている可能性大かも(笑)
それだけ当時の宮崎では、ポッキーさんのDJって斬新だったと思いますよ!?
■チェッカーズ!!!
運営①はチェッカーズの大ファンなので!作中にチェッカーズネタが出ると大変うれしいのです♡
そして「あの娘とスキャンダル」ですか!!
このタイトルからして昭和のアイドルしていますが、この歌はチェッカーズ主演のアイドル映画「TANTANたぬき」の主題歌でもありましたねー(懐かしい)
運営①の秘蔵の品より・これの主題歌が「あの娘とスキャンダル」です☆
にしても。この歌の当時運営①は中学生だったので『スキャンダル』と聞いても何とも思いませんでしたが、小学生の時にこの歌を聴いたらアッコちゃんのように「スキャンダルってなん?」って思っただろうなあw
それだけ、ネットなどないこの時代。知らない言葉は親に聞いたりしたものですが、きわどい言葉を親に聞いたら意味も分からず激しく叱られたものです。(なのでなんで怒られたのか?そもそも意味すら分からんのに「??」ですよねw)
そういえば全く関係ない話ですが、『宮崎のローカルラジオ』と『チェッカーズ』でふと思い出したのが、先にも記載しましたが運営①はこの日曜のお昼はMRTの「ベスト20」をよく聴いていて、プレゼントの葉書を出して当たったプレゼントがチェッカーズのサイドボーカル・マサハル(鶴久政治さん)の缶バッチだったのですが…その時代と今回の話の年代ってほぼ同じということもあって、当時のことを懐かしく思い出しました^^
■CMは知ってるのに番組は知らないという宮崎あるある
たーくんがこよなく愛している超合金なつかしー!
絵を見てイッキに昭和の記憶が蘇ったし、「あの金色のヤツだ!」と誌面がモノクロにも関わらず黄金に輝いて見えましたよ^^
個人的には当時女児だったこともあり身近な玩具ではなかったけど、80年代前半はこのロボ玩具のCMがよく流れてた!
特に夕方のアニメの時間に流れてたような…そんなワケで内容は知らないものの「なんかキンピカで四角いやつ」という認識で、日々流れるCMを眺めていたのでした。
で、今回「そういやあの超合金の四角いやつって結局なんだったんだろう?」と調べてみたところ、どうやら『ゴールドライタン』というロボットなのですね。
ロボット玩具は「ポピー」から出ていたと…うっわポピー!!!懐かしい!
令和現在はバンダイナムコグループになっててポピーという名は表に出ないので知らない方も多いかもですが、1980年代にはバリバリ現役、国内の子供たちで知らない者はいないくらいには有名な大手オモチャメーカーだったポピー!
運営のひとりはポピーの花の子ルンルンのパチパチルンルンを持ってましたし、よく遊んでたよー!
しかし、こんな大手メーカーが激推ししてCM流しまくってたということはゴールドライタンはかなり人気だったと思うのですが、玩具CM以外に記憶がないのは何故だ!?グッズ化されるってことは漫画かアニメがあってもおかしくないはずだが?
というところまで考えて、フッと「もしや…(震)」と調べてみたところ、ゴールドライタンはどうやらテレビ東京系列で放映されていたアニメだったものの、宮崎では放送されていなかったっぽい!?
あー…うん。民放2局の宮崎ではよくあること…かな、うん(涙)これも宮崎あるあるかもなと思いましたw
※とはいえ、運営の調べ方が中途半端なだけでゴールドライタンが1985年前後に放送されてた可能性もあり得ます!もし「やってたよ!」という記憶&有力情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら是非ともコメント欄&Twitter(現X)に情報お寄せくださいませ♪
■「これがし」と「ふくれ」
「これがし」…すみません!ちょっとピンとこなかったのですが、ビジュアルを見たら多分食べたことあるはず!
(画像出典:気分上々都城めぐり)
あと「ふくれ」(菓子)の方は結構いろんなところで見かけるけど、確かに蒸しパンみたいな感じですがこれは美味しいですよねっ
でもこれって、普通に一般的に売っているのかと思っていましたが、調べるとどうやら鹿児島・宮崎といった主に九州南部などで作られている郷土菓子なんですね!?
道の駅やスーパーで普通に見かけるので、実は郷土菓子だったとは知らなかったなあw
ということで以上!『まるさんかくしかく』18話目の「宮崎&昭和あるある」でしたが、今や平成の合併でお隣の市になった都城市を舞台にした今回の話。
宮崎市とそんなに離れていない場所にありながら、都城の方言って鹿児島の方言が強いので、ホント全然違うし、それだけでなくアキコの母親が鹿児島人ということもあって、隣の県でありながらもはや異国の言葉や文化という!?(すみません)
そして運営①もかつて都城市は住んでいた場所で、今回の話とは逆になりますが『都城から宮崎市のじいちゃんちに行く』状態だったし、その上知人に似たような境遇の人がいることもあって、今回は特に共感できる部分が多かったですね。
さて宮崎に帰省中の東村アキコさんがSNSにこんな投稿をしていますが…
そしてなんと!!わたしのギャグ漫画家としての‥笑いのルーツと言えばいいんでしょうか!さんさんサタデーのバニーさんと写真撮っていただきました!!感激!!全国にいるであろう宮崎出身のさんサタファンの皆様!そのうちまるさんかくしかくで「さんサタの話」の回、やります!! pic.twitter.com/Orr4KQQoW6
— 東村アキコ (@higashimura_a) February 4, 2024
「さんサタの回」とな!!これは気になる!!!
「宮崎&昭和あるある」とともに次回も楽しみです!