MIYAZAKI♥LOVE
平成元年付近や21世紀になった宮崎のことを語ろう
まるさんかくしかく

東村アキコ「まるさんかくしかく」第22話から宮崎&昭和あるあるを語る※ネタばれあり

東村アキコさんがご自身の小学生時代をモデルに描いている、『まるさんかくしかく』。

話の舞台が「1985年(昭和60年)の宮崎」ということもあって、前回に引き続き第22話目を堪能したところで今回も、【つい小ネタに反応してしまう運営のコーナー】をお送りしたいと思います。

本編を堪能してから読んでいただいても良いし、「漫画は気になるけど読んでいない」という方も、良かったら先にこのコーナーに目を通していただき、東村アキコさんの『まるさんかくしかく』に興味を持ってくれたらいいな、なんて思っています(*^^*)

※この先は作品のネタバレを含みますので、ご注意ください…

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「まるさんかくしかく」第22話の小ネタに反応しちゃう運営のコーナー※ネタばれ注意

今回のテーマは「猫ちゃん、君の名は…2(ツー)事件!」となっていますが、その内容の随所に当時の時代背景が伺える小ネタが今回も満載でした(^^♪

では、すこし下にスクロールしたところから始めますよ~

さん

いち

■図師さん、やはりそうであったか!
第5話の感想(■その本どこで買ったとやwwwの箇所)で予想していたとおり、やはり図師さんは水木作品のファンであったか!!!しかも悪魔くん!

アッコちゃんも言ってるとおり「そりゃそうよね。」という納得感しかないっw今回もブレのない図師さんっぷりを見せてくれてありがとう図師さん^^

…ひとつだけ気になることが。

実は彼女が提案した名前のひとつは、物語の舞台である1985年から少し先の「平成元年あたり」に登場するキャラ名だと思うんです。ですが、そこは図師さんですからね!超常現象的なパワーで未来を見たうえでこの名前をチョイスした可能性があるぞっ☆

 

■あの「謎スペース」どこの学校にもあるよねw
これは運営の経験上の話なので、全ての学校ではないのかもしれませんが、少なくとも個人的に知る範囲では、1980年代、確かにあの「謎スペース」はどこの学校にも存在していたwww

令和現在も変わらず存在してるのかなぁ?

ある学校では正面玄関のすぐ脇に、

別の学校では体育館の横の中庭的な場所に、

はたまた校庭のブランコやジャングルジム等の人気遊具付近ではなく、ひっそりとした百葉箱(これも平成元年あたりまではどの学校にもあったよね)のあたりに、

あの「謎スペース」は存在していた!

そしてそこに各年度の卒業生たちが作った諸々が贈呈されたり、タイムカプセルを埋めたりするのもお約束のひとつでしたね~

はにわは宮崎らしさあるし可愛いから良しとして、コンクリでつくった卒業生一同の似顔絵レリーフとかだと経年劣化でちょっと怖さが醸し出されたりするんだよねw

 

■「おーい!はに丸」は、諸事情により幼児以外もついつい見がちだった説
これまた懐かしい番組名が出ましたね~w

「おーい!はに丸」は今回の説明にもあるとおり1983年スタートの幼児番組だったのでアッコたちが小2の頃に始まった番組ということになりますが、金曜は午後3時台に放送していたので、幼児だけじゃなく学校から早く帰って来た小学生も見てた率が高かったと思います。

なんせ1983年や85年の宮崎の午後3時台のテレビっていったら、UMKは「3時のあなた」MRTは「アフタヌーンショー」という感じで小学生に面白い番組はやってませんでしたからね(^^;

こういうときはチャンネルを12チャンに合わせて教育テレビをチェックするしかない!

というわけではに丸は幼児だけじゃなく、小学生…いや、下手したら早く帰宅してヒマを持て余した中高生でも見てた人結構いたと思います。少なくとも運営はたまに見てたぞw

というのも、「おーい!はに丸」のメインキャラ、はに丸とひんべえの声が当時の運営世代には耳馴染み反則級でついつい耳から引き寄せられちゃってたんですよね~

はに丸の声優さんが田中真弓さん、ひんべえの声優さんが安西正弘さんだったのですが、このお二人は当時爆発的な人気を誇っていたアニメ「うる星やつら」の人気キャラ、藤波竜之介と竜之介の父の声優さんでもあったのです。

なので見た目は、はにわの男の子とはにわの馬なのですが、声だけ聞くと「あれ?竜之介とオヤジが12チャンに出ちょるがw」となる不思議現象が発生しておりましたw

さて、ここからは「はに丸」以外の余談になりますが、他県出身の方がこの記事を見てらっしゃったら「?」と思うかもしれない箇所があるのでチョイ注釈を入れます。

「アフタヌーンショー」はキー局等では午後12時から1時前に生放送されていたワイドショーでしたが、宮崎では同日の午後3時から4時前に遅れて放送されていました。つまり、宮崎で流れてた同番組は生放送じゃなかったんです!今まで知らなかったので運営もビックリだよw

 

■「とよかず」よせwww
はに丸ネタが続いてしまいますが、東村先生が直筆で「誰が分かるんだこの話」って書いてらっしゃるんだもの!黙っちゃいられないっ!

分かりますとも!!!

唐突な「とよかず」に爆笑しましたよwww

甲斐くんがボケかますのは確かに珍しいけど、チョイスの変化球っぷりがめっちゃ甲斐くんらしいwなんて渋いチョイスなんだwww

さて、甲斐くんが言ってるとおり「とよかず」とは「はに丸」で神田くんというおちゃらけた青年を演じていた三波豊和さんという俳優・タレントさんです。

お父さんは昭和を代表する名演歌歌手の三波春夫さんで、令和のヤングには「???」な存在かもしれませんが、50代以上の方は知らない方は居ないくらい有名な方ですよ^^

で、話を三波豊和さんに戻しますが、1980年代には全国的に人気のあった「お笑いマンガ道場」という番組に準レギュラーくらいの頻度で出ていたくらいにはお笑い寄りの俳優さんで民放に出てるイメージしかありませんでした。

なので教育テレビ、しかも「おーい!はに丸」という幼児番組に出てるのを見てビックリした記憶があります。これもついついはに丸を見ちゃう要因のひとつでしたね。幼児以外が観ても結構面白い番組だったんだよ^^

いまでこそ教育テレビ(Eテレ)の幼児番組には沢山のお笑い芸人さんやお笑い特性のあるタレントさんが沢山出演されていますが、1985年あたりはまだそんなに出てなかったんですよ!

運営の記憶にあるかぎりで1970年代~80年代前半で教育テレビの幼児番組に出てたお笑いの人って「びっくりばこドン」の「なべさん」こと、なべおさみさんくらい…って、これこそ誰が分かるんだよこの話w

 

■ポルターガイストという言葉より校内暴力という言葉の方が超メジャーだった
図師さん、ゆがみねぇなwww

みんながスルーするのも仕方ありません。だって85年のフツーの小学生にはあまり馴染みのない言葉だったと思うから!図師さんはレンタルビデオとかで1982年公開の映画「ポルターガイスト」を観たかもしれんけどね!!!

それよりも「校内暴力」という言葉の方がずーっとメジャーでした。

実際に全国の中高が荒れてた時代だったというのもあるし、テレビドラマや漫画でもヤンキー物がとにかく多かったのです。

9話感想で触れたスケバン刑事も主役はスケバン…そう、平たく言えばヤンキーでしたし、1985年の前年には「不良少女と呼ばれて」というヤンキードラマの始祖的な作品が放送されて大ヒットしました。当時、火曜の夜8時にMRTでこのドラマを見てた宮崎人、めっちゃ多いんじゃないかなぁ^^

なお、作品内でチラッと名前が出てきた「3年B組金八先生」はヤンキーよりもヤンキーを更生するべく奮闘する金八先生が主役のドラマで、こちらもチャンネルをMRTに合わせて見てた方めちゃめちゃ多かったと思います。

そして85年から数年後の1991年、金八先生役の武田鉄矢さんが「101回目のプロポーズ」でまさかのトレンディドラマの主役に大抜擢されたのも懐かしい思い出です。フジの月9ドラマでしたが、宮崎ではUMKで日曜深夜に、たしか週遅れで放送されていたんじゃよ…これも見てた宮崎人めっちゃ多かったはずw

 

■てっげ てっげ てっげ
このコマを見た瞬間、爆笑してしまいましたw

そうそう!!!運営の学生時代にもよく見掛けたのですが、みあがっちょる(訳:調子こいてる)この年頃の宮崎の男子は「てげ」を連発しがちだったwww

なにかっていうと「はー、てげじゃ…マジでてげ!てっげじゃわ」とか言ってたw

もうなにが「てげ」なのか分からないけど、休み時間に口を開けばてげ!てげ!と言ってました。

「てげてげ」(訳:テキトー)とは違いますよ。「てげ!てげ!」(意訳:超!超!)です。

2020年よりちょい以前に「マジ卍」って若者言葉が流行りましたよね?個人的には彼らの「連発てげ」は、あれとかなり似てるノリで使われてたなぁと思ったりしてます。

 

■しかし坊主である
てげな不良じゃがっ!先生にがられてこい!!!(訳:すごい不良じゃん!先生に怒られてこい!!!)

詳細はぜひとも本編で御確認ください!

それにしても東村先生の悪モブ顔の素晴らしさよ!こんなにしっかり憎たらしいオーラ発してるのにレギュラー入りには薄すぎる顔ってある?ってくらいに絶妙な悪モブ顔!

今回も是非とも霧島おろしをくらって頂きたいです。しかし、こんだけ悪くても坊主…当時の宮崎市内の中学って坊主必須の学校多かったとは思うのですが、ガチのヤンキーはそういう校則も守ってなかったと思うので、彼らにはまだ更生の余地アリかな…ここは是非とも霧島おろしをくらって目を覚ましてもらいたいと思います(大切なことなので2回言っといた)

 

■宮本さんのネーミングセンスw
相変わらずゲームキャラで真っすぐと攻めてくる宮本さん大好きですw

今回はスーパーマリオ関連多いですね。敵キャラを命名に使うんじゃないよもうwwwトゲゾーもイヤだけど、運営はゲッソーがいちばんイヤかも。

スーパーマリオやってたときに最も手を焼いたキャラだったのでw

 

■アッコちゃんは、ひょっとこ踊りのことをまだ知らないのかもしれない
ノリノリで帰って来た父・健一に冷めた感じで受け答えするアッコちゃんですが、コレは単に「健一ニュースなど、どうでもいい」と受け流しただけではなく、もしかしたら「ひょっとこ踊り」自体をまだ知らない可能性があるかもしれませんね~

というのも、ひょっとこ踊りが繰り広げられる「日向ひょっとこ夏まつり」は今では宮崎を

代表する大きなお祭りのひとつですが、作品の舞台1985年の前年、1984年(昭和59年)に第1回が開催されたんですよ!

当時は令和のいまと違ってyoutubeどころかインターネット自体が庶民の生活には無かったので、日向市や近隣の市町村の方々ならともかく、宮崎市の小学生であるアッコちゃんにはまだ第1回が開催されたばかりの「日向ひょっとこ夏まつり」も「ひょっとこ踊り」もどんなものなのか、情報が全く入ってない可能性もかなり高い気がする…

音楽も踊りもユーモラスで楽しい踊りなのでご興味ある方はyoutube等で調べてみてくださいね^^

…父・健一、たしかに「ひょっとこ踊り」にこれ以上無いくらいにピッタリなノリのキャラだなw踊ってるとこメッチャ観たいですw

 

以上!『まるさんかくしかく』22話目の「宮崎&昭和あるある」でしたが、今回はアッコちゃんの周りの皆のノリが一層冴えていて、どのキャラも更に好きになってしまいました^^
斉藤くん、事件を風化させないために命名を勧めるのはやめろwww

この先もどんなことが起きるのか?「宮崎&昭和あるある」とともに次回も楽しみです!

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