東村アキコさんがご自身の小学生時代モデルに描いている、『まるさんかくしかく』。
話の舞台が「1985年(昭和60年)の宮崎」ということもあって、前回に引き続き第30話目を堪能したところで今回も、【つい小ネタに反応してしまう運営のコーナー】をお送りしたいと思います。
本編を堪能してから読んでいただいても良いし、「漫画は気になるけど読んでいない」という方も、良かったら先にこのコーナーに目を通していただき、東村アキコさんの『まるさんかくしかく』に興味を持ってくれたらいいな、なんて思っています(*^^*)
※この先は作品のネタバレを含みますので、ご注意ください…
「まるさんかくしかく」第30話の小ネタに反応しちゃう運営のコーナー※ネタばれ注意
【🌴#まるさんかくしかく 30話🌴】
発売中の #オリジナル 20号に最新話が掲載中❣️
テンション高く帰宅した父・ケンイチのお土産は〝 #ねったくり 〟なるお菓子!
そして巻き起こる、各家庭では「なんて呼ぶか」論争ーー!!
「ねったくり」ピンときた方も??な方もぜひ!🍠#東村アキコ #宮崎 pic.twitter.com/P3LF5jEcFl— 東村アキコ『まるさんかくしかく』公式(単行本2巻発売中!) (@marusankaku1985) October 5, 2024
今回のテーマは「【ねったくり】大論争事件!」となっていますが、その内容の随所に当時の時代背景が伺える小ネタが今回も満載でした(^^♪
では、すこし下にスクロールしたところから始めますよ~
さん
に
いち
■タイトル絵の背景に書いている和菓子屋さんにはあの宮崎の名物饅頭の名前が…!
そう。健一お父さんのバックに描かれている、和菓子店。そこには「チーズ饅頭」の文字が書いてありますが、こういった細かいところに、東村アキコさんの宮崎愛を感じる、運営です(#^^#)
ちなみに、この『まるさんかくしかく』の舞台となっている1985年といえば!かつて「宮崎の名物のお菓子」として、『うめもんじゃ』という饅頭が販売された年ということも、ちらっと付け加えておきます☆
■「ねったくり」っていろんな読み方があるっちゃね!
今回のテーマが「【ねったくり】大論争事件!」ということなんですが、この「ねったくり」という、『さつもいもを練りこんだお餅』…これをどう表現するのか?出身地などでそれぞれ、違うとは…
ちなみに運営①は「ねりくり」という読み方が一番しっくりくるかな?
なおこの『さつまいもを練りこんだお餅のお菓子』について、Wikipediaによるとこんなことが書いてあったので、参考までに。
ねりくりは、鹿児島県、宮崎県の郷土料理。地域によってはねったぼ、ねったくり、からいも餅などとも呼ばれる。
概要
江戸時代から作られていた料理とされ、ゆでた餅と蒸したサツマイモを合わせて作る芋餅の一種である。正月に余って硬くなった餅や水餅などを使って作られ、食べる時にはきな粉をまぶして食する。宮崎県では主に都城市付近で食されるという。
(引用:Wikipedia)
この「ねったくり」は『主に都城付近で食される』と記載せれていることから察して、健一お父さんの好物というのも納得ですね(^^)
それと、この「ねったくり」というお餅の食べ物。作中にもありましたが、名前が曖昧?なだけでなく、どこに売っているのか?と聞かれると…確かによくわからない気がする(汗)
■「あくまき」はちょっと苦手だった子供時代。
そして鹿児島の郷土菓子で宮崎でもよく見かける、もち米をあく(灰汁)に漬けて作る「あくまき」。
宮崎では「ちまき」とも言うこの和菓子…小さい頃は、きな粉の甘さがないと食べれなかったなあ(;^_^A
それだけ、万人受けする「ねったくり」とは違い、クセのある和菓子と言うイメージがありましたが、大人になって、本当に美味しい「あくまき」と出会ったことで、今はたまに食べたくなるくらい、好きな和菓子です♪
■ドメ先生のホラは昭和の憧れの要素が含まれている?
宮崎出身なのに、やたらと都会ぶったりアメリカンな要素を含む発言をする魚留先生ですが、『サンデーの朝なんてホットケーキ…』…
そういや、運営が幼少期の時なんかは、何気にTVで見た、アメリカの食事の風景とかにちょっぴり憧れを抱いてしまったことをふと思い出しました☆
朝から、パンとかスクランブルエッグとかって、なんだかオシャレな感じに思えたんですよね…
ということで!『まるさんかくしかく』30話目の「宮崎&昭和あるある」。
宮崎・鹿児島の郷土菓子がテーマなだけあって、身近でありながらも、これほどにまで呼び名が色々あったとは!今回作品を読むまで知らなかった運営なのでした。
さてこの先もどんなことが起きるのか?「宮崎&昭和あるある」とともに次回も楽しみです!