東村アキコさんがご自身の小学生時代モデルに描いている、『まるさんかくしかく』。
話の舞台が「1985年(昭和60年)の宮崎」ということもあって、前回に引き続き第34話目を堪能したところで今回も、【つい小ネタに反応してしまう運営のコーナー】をお送りしたいと思います。
本編を堪能してから読んでいただいても良いし、
「漫画は気になるけど読んでいない」という方も、良かったら先にこのコーナーに目を通していただき、東村アキコさんの『まるさんかくしかく』に興味を持ってくれたらいいな、なんて思っています(*^^*)
※この先は作品のネタバレを含みますので、ご注意ください…
「まるさんかくしかく」第34話の小ネタに反応しちゃう運営のコーナー※ネタばれ注意
【🌴#まるさんかくしかく 34話🌴】
最新話掲載の #オリジナル 24号、発売中❣️
国語の授業で“詩”を書くことになった4年4組メンバー……各々の個性が爆発する💥豪農の息子・斉藤くんによる名作『トマトに殺される』爆誕の瞬間を見逃すな👀#東村アキコ #宮崎 #詩 pic.twitter.com/xPEXUD8lV7
— 東村アキコ『まるさんかくしかく』公式(単行本3集、11/28発売!) (@marusankaku1985) December 5, 2024
今回のテーマは「私の詩事件!」となっていますが、その内容の随所に当時の時代背景が伺える小ネタが今回も満載でした(^^♪
では、すこし下にスクロールしたところから始めますよ~
さん
に
いち
■「詩のコンクール」もだけど…
今回は宮崎県主催の「詩のコンクール」についての話題ですが、これを見てふと思い出したのが、MRTラジオの「私たちの作文」。
県内の小中学生が応募して、その中からラジオで読まれるこの10分番組は、MRTラジオの中でも2番目に長い番組ですよね。
そしてその作文の内容はそれこそ、今回斉藤君がみんなの前で披露した、トマト農家の話のような過激な(笑)表現のものはないものの…時折宮崎の農家さんのことを子供目線で作文にした作品もあったような気がします。(最近ずっと聞いていませんが☆)
■東京と茨城の場所がピンとこない
ドメ先生が実は東京の大学ではなかったという、衝撃的な事実を知ったアッコちゃんでしたが、実はとてもいいことを言う先生だし、何よりも字がキレイと言う、いろんな意外な?一面が垣間見れた、今回のお話。
ところで、宮崎と大分の場所は何となくわかるけど、東京と茨城がどれくらい離れているのかイマイチ分からない…
今ならスマホでサクッと調べられるけど、この時代はやはり、地図帳でしか、調べるはなかったなあ…
地図だけに限らず、この時代の子供が調べる手段と言えば、それこそ辞書とかしかなかったわけですが、国語辞典とかたまにパラパラ見ていたら、目に付いた言葉の意味が、調べると面白かったとかあった気がします。
■「あなたの知らない世界」!お昼のワイドショーの怪奇特集は怖かった!!
そうそう!夏になるとお昼のワイドショーで怪奇特集とかやってました!まさに「夏休みの定番」と言う感じでしたよね。
その怪奇特集のドラマ仕立て。きっと今見たらそんなに怖くないんだろうけど(笑)、あれって当時の子供目線で見ると、かなり怖かったんですよね…っていうか、70年代80年代って、「口裂け女」など不気味な都市伝説とか流行っていた時代でもありました。
それも現代みたいになんでもネットで調べられる時代ではなかったし、ドラマ仕立てでもきっとリアルな映像ではなかったはずなんですが、今思えば情報が少なかったからこそ、想像力を掻き立てるから、よけいに恐怖感が増していたのかもしれないですね…(それこそ「ノストラダムスの大予言」とかねw)
余談ですが、先日お亡くなりになった楳図かずおさんをはじめとするホラー漫画って、ホントにトラウマになるぐらいの描写だったなあ。
以上!『まるさんかくしかく』34話目の「宮崎&昭和あるある」でしたが、「詩」を書くだけでも、宮崎らしさが出ている作品もあったし(だからこそ宮崎の大人にウケた!?)、エリカちゃんの好きな人を自分の犬に置き換えて書いた詩のくだりは、かなりの爆笑ポイントでしたw
そして斉藤君の…トマト農家の壮絶な詩は、ヤバいの一言です☆
ということで!この先もどんなことが起きるのか?「宮崎&昭和あるある」とともに次回も楽しみです!