東村アキコさんがご自身の小学生時代をモデルに描いている、『まるさんかくしかく』。
話の舞台が「1985年(昭和60年)の宮崎」ということもあって、前回に引き続き第10話目を堪能したところで今回も、【つい小ネタに反応してしまう運営のコーナー】をお送りしたいと思います。
本編を堪能してから読んでいただいても良いし、
「漫画は気になるけど読んでいない」という方も、良かったら先にこのコーナーに目を通していただき、東村アキコさんの『まるさんかくしかく』に興味を持ってくれたらいいな、なんて思っています(*^^*)
※この先は作品のネタバレを含みますので、ご注意ください…
「まるさんかくしかく」第10話の小ネタに反応しちゃう運営のコーナー※ネタばれ注意
今回のテーマは「斉藤親子のいやしんごろ事件」となっていますが、その内容の随所に当時の時代背景が伺える小ネタが今回も満載でした(^^♪
では、すこし下にスクロールしたところから始めますよ~
さん
に
いち
■最近『いやしんごろ』という言葉をあんまり聞かない気がする…
宮崎弁でいう『いやしんごろ』という言葉は、いわゆる「食い意地がはっている」的な意味の言葉で、今回の主人公?である斉藤君たちはその言葉にふさわしい行動をとっているわけですが、そういや『いやしんごろ』っていう言葉、この漫画で久しぶりに聞いた気がします!?
そういや子供の時当たり前に使っていた宮崎弁を、大人になるにつれてあまり言わなくなったということってないですか?
運営個人的には、学生の時みんな揃って『しんきなー』って言っていましたが、大人になってこの言葉。あんまり使わなくなったような…
方言も時代の流れで、使われる言葉とそうでない言葉ってあるのかな?
ちなみに。車中での『いやしんごろ』。運営もよくしますが(笑)、これってドライブの醍醐味ですよね(^^♪
■宮崎はひとり一台車を持っている!
これも宮崎ならではのエピソードだなとw
公共交通機関がほぼバスに頼っている宮崎。電車についてはどちらかとゆーと列車という位置づけなので、こちらは遠距離へ通学や旅行などで利用するイメージなんですよね。
なので今回のケースでいうと、宮崎市から佐土原町となると…
- バス→直通がないので乗り換えが大変!
- 列車→そもそも駅まで行くためにバスに乗らなきゃならない!
ということで断然自家用車で行くほうが、お金もかからず楽!ということになるわけですw
この舞台は1985年の宮崎市ですが、運営が免許を取った1990年代あたり。高校3年になって誕生日を早々と迎えた人たちから、自動車学校へ通って免許を取る人が多かったけど、車離れしているといわれている今って、どうなんでしょうね?
■『軽』『市内』
長年宮崎市内にいるとあんまり気にならないけど、このあたりを強調しているところをみると、これも『宮崎あるある』ならでは、という感じしますね~
- 『軽』→軽自動車
確かに軽自動車を『軽』って略して言いますね。
そして「一家に一台」のセカンドカーといえば『軽』のイメージがあるけど、斉藤家は他にも軽トラと…「クラウン」「ハイエース」!?「クラウン」なんてもう!金持ちの車wさすが!きゅうり農家!! - 『市内』→宮崎市
今回斉藤親子が買いに行った『鯨ようかん』は佐土原町の銘菓なんですが、この当時の佐土原町は宮崎市と合併する前なので、「宮崎市の隣の町」という位置づけだったことから、こういった表現になったのは納得できるといえます^^
■『鯨ようかん』に『酒まんじゅう』…
あ~出来立てが美味しいちゃが!!『いやしんごろ』したくなる気持ち…わかりますね~
そんな『鯨ようかん』。以前は佐土原町まで行かないと買えないくらい、「宮崎市」の人にとってなかなか買えなかったイメージありますが、最近はスーパーとかでも売っているので比較的手に入りやすいかなと。
とはいえ当然出来立ては味わえませんが…冷めていても十分美味しくて、運営も大好きです(^^♪
また物語の最後に、いろんな宮崎の銘菓が出てきますが、この詳細については次回ということで…『まるさんかくしかく』10話目の「宮崎&昭和あるある」。車の中での『いやしんごろ』。ついやっちゃうよね!と思わず頷く運営でしたが、次回は発売前の『ロッキー4』の真相も分かるということで!?
一体どんなことが起きるのか?「宮崎&昭和あるある」とともに次回も楽しみです!