MIYAZAKI♥LOVE
平成元年付近や21世紀になった宮崎のことを語ろう
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高千穂まで日帰りの旅〜宮崎市から直行バスが期間限定で登場!

【宮崎県民あるある】というか、
特に【宮崎市民あるある】にこういうのありますよね。

■宮崎市民は宮崎に来たら高千穂峡の絶景をぜひ見てほしい!と思っているが、
本人達は行ったことなかったりする。

「宮崎観光で、同じ日に青島と高千穂に行きたいんだけど…」と言われて返答に困る。

宮崎、
それは豊かで広き大地。

広すぎて、端から端まで行くのに結構時間が掛かる。

…というのもあるけど、
こと宮崎市~高千穂間は距離の問題だけじゃなく、アクセスに難儀するんや。

 

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宮崎市~高千穂の遥かなる道のり

車の運転が得意だったり好きなヒトは
高速使えば問題解決!

ですが、

それでも往復4時間以上の結構な長旅なので
1人でずっと運転となると、ちょいと疲れるかも。

そして、車が出せない&そもそも運転出来ないケースとなると、
公共交通機関を使うしかないわけですが、

電車は宮崎市と高千穂を繋ぐアクセスポイント『延岡駅』までしか出ていない。


高千穂町観光協会HPより引用

 

そこから先はタクシーやレンタカー、
またはバスしか移動手段が無いんですね。

だけど、延岡~高千穂の路線バスが
1日の間に走っている便数は、

平日15便、日祝13便。

1時間に約1便と決して多くないうえに、
観光に行きがちな日祝が、
まさかの2便減…

以下2点ともに、宮崎交通公式HP【路線バス別時刻表:高千穂地区】より引用

※小さくて見え難いので拡大版↓


予定の便に乗り遅れたら、その場で唇噛み締めることになるパターンや…

 

先述のとおり、
始発・最終の2便(♦マーク)は、日祝運休
なので要注意!

そして、もうひとつ要注意なのが、
グレー表示の往復2便。
これは特急バスで要予約です!

 

そもそも、宮崎市~延岡間だって
決して短時間で行けるわけではないんですよ…

電車(1時間に、ほぼ1便運行)は、
宮崎市の玄関口宮崎駅から特急なら約1時間ですが、

950円の特急料金が掛かります。

特急料金の掛からない普通に乗ると、
約1時間半。

 

そしてバスですが、

宮崎市~延岡の路線バスは、
現在存在しません。

そのかわり、
予約ナシで乗れる高速バスはあるよ!

これなら、
宮崎市最大のバスターミナル
宮交シティ~延岡が、約2時間です。

ただし1日3便のみなので、要注意。

 

というわけで、

これだけの時間をかけて
延岡まで行くというのに、

そこから高千穂まで行こうとすると、
更に1時間半ほど掛かるのです。

しかも本数は先述のとおり、
決して多くないという状況…

とてもじゃないけど、
『青島と高千穂を同じ日に観光したい』とか
そういうこと言っていられないんです。

 

だがしかし!

この度!

朗報が入ってきたのですよ!!!

『宮崎市~高千穂高速バス、毎日一往復やるぜ!キャンペーン』

 

高速バス『宮崎~高千穂線』お得すぎる!

以下2点ともに宮崎交通公式HPより引用

途中での待ち時間&乗り換え要らずの高速バスが毎日運行!

2020年2月末までの期間限定とはいえ、
マジかー!!!

いや待て、
このバス、
手間が掛からないのはもちろんだけど、

価格的にもお得すぎるだろ!!!

このバスの所要時間は2時間52分。

これより早く
公共交通機関で行けるルートって、

宮崎駅~延岡を特急電車使って(約1時間)
そこから路線バス(約1時間半)の、

計2時間半ルートなんだけど、

宮崎駅~延岡って、
特急使ったら片道2.630円だからね!
(運賃1.680円+特急料金950円)

これにプラス、

延岡駅から高千穂バスセンターまで、
路線バスの運賃1.820円必要だからね!

特急+路線バス=片道4.450円

特急料金ナシの普通電車+路線バスでも、
片道3.500円。
そしてこのルートだと所要時間3時間。

だけど、高速バスなら、

所要時間2時間52分で
宮崎市~高千穂が片道2.550円…

特急ルートより約2.000円(往復使用:約4.000円)、
普通ルートと比べても約1.000円(往復使用:約2.000円)もオトク…

にもかかわらず、

所要時間も
特急ルートと20分くらいしか変わらないし、
普通ルートよりは、むしろ早く着く!

いやコレ、こんなお得なバス…

使わない手はないぞ!!!

 

宮崎市~高千穂高速バスが毎日運行という大ニュース

加えてもうひとつ、
この期間限定キャンペーンの凄さをお伝えせねば。

宮崎市~高千穂高速バスが
毎日運行するということ。

それがどんだけ凄いことかというとですね、

普段はこんな感じなんですよ。

以下2点、宮崎交通公式HP【高速バス 宮崎―高千穂線 運行日カレンダー】より引用

黄色が運行日です。これがオセロ盤だったら完全に黄色の負け。

 

ですが、2019年11月~2020年2月の運行表を見てみると、
黄色、圧倒的勝利…!!!

ご覧の通り、
これまでは土日祝の1日1往復しかなかったなかったんです!

平日は1便も存在しなかったの!

そんな、宮崎市~高千穂高速バスが、
期間限定で毎日運行!!!

1日1往復ではありますが、

他の公共交通機関使用と比べて、
価格や移動時間の負担が少ないうえに、
直通なのでラクチン!

繰り返しになりますが、

これは使わない手はないぞ!!!

 

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宮崎市~高千穂高速バスなら日帰り観光が楽しめる!

更にこのバスを使えば、

宮崎市~高千穂の日帰り観光だって出来ちゃう
というのも凄い!

通常は車以外の移動手段だと、
なかなか難しい宮崎市~高千穂の日帰り観光。

でもこのバスなら可能なんですよー!

宮交の公式サイトには、日帰り観光のモデルプランが載っています。

宮崎交通公式HPより引用

宮交シティからの出発が朝8:30で、
帰ってくるのが夕方18:02。

これなら、半日かからず楽しめるから、
宮崎市民でも気軽に行くことが出来るぞ!

 

宮崎交通公式HPより引用

他にも色んなモデルプランがあって
どれも楽しそう♪

ですが、

このバスの可能性も、
そして高千穂の魅力も、

これに収まるものではなく、
もっと大きいはずです!!!

我々もちょっと考えてみることにしよう…

 

青島と高千穂を同じ日に観光する

最初に書きましたが、

宮崎観光に訪れた方々から
『一日で青島と高千穂を巡りたいんだけど…』と訊かれたら、

多くの宮崎県民は目を伏せます。

理由はここまで書いたとおり。
とにかく宮崎市内から高千穂へ行くには時間が掛かるのです。

なので、基本的には

『青島と高千穂は、それぞれ違う日に行くしかないよ』と答えるわけですが、

このバスを利用するプランならば、
違うアンサーを返せる可能性がでてくるぞ!

青島観光といえば、見どころいっぱい過ぎて
実は、一日ココで遊べるレベルなのですが、

今回は焦点を絞って、
選りすぐりのプランを考えてみました。

それは、
早朝の青島海岸!

宮崎は東海岸なので、
雄大な日の出を眺めることが可能。

ビロウ樹や鬼の洗濯岩を照らす
黄金色の朝日と、

その黄金に染まる青島海岸…

その光景は、本当に素晴らしいのです。

https://twitter.com/miyakoi01/status/1201354641470046209

めっちゃ綺麗…
そして現地で実際に見る夜明けは、更にこの何倍も素晴らしくて毎回感動します。

そんな朝の綺麗な砂浜で、
黄色いポストを見つけることが出来たら
更にラッキーです♪

これは幸せの黄色いポストといって、
縁結びのパワースポットなんです^^


パワースポットでありながら、郵便ポストとしても現役なので
ここから手紙を出すことも出来るんですよ♪

人気の場所なので、
日中だと写真を撮るのも少し順番待ちがあったりするのですが、
早朝ならユッタリと撮影出来ると思います。

 

さて、
ここからが本題…

宮崎の12月~2月の日の出時刻は、
遅くても7:15あたりです。

そして、

宮交シティからの高千穂高速バス発車時刻は8:30です。

なので、
日の出を眺めてから速やかに宮交シティに向かえば、

なんと、

『青島と高千穂を同日に観光する』という
離れ業が現実のものに!!!

このプランが可能かどうか、

青島→宮交シティの朝の路線バス時刻表を調べてみたところ、
こんな感じ…

以下3点ともに【九州のバス時刻表】HPより引用

上記は平日ダイヤ。下記2つがそれぞれ、土曜と日祝ダイヤです。


いけるッ!

平日、土日祝ともに、7:10発のバスに乗れば、
高千穂高速バスの宮交シティ発車時刻8:30に余裕で間に合うっ!!!

ちなみに、
青島7:10発のバスと日の出の組み合わせで相性が良い時期は、
12月前半までと、年明け2月中旬以降。

以下3点ともに【日の出・日の入りマップ】HPより引用

その時期のなかでも、
海からバス停までの徒歩移動時間を考えると、

特に相性が良いのは、
2月中旬からのシーズンですね♪

逆に下記の通り、

初日の出、
そして1月~2月初旬と12月中旬以降は、
日の出見てたら路線バスに乗れないので、

他の手段で8:30の発車時刻までに
宮交シティへGO!


ただし、

先述のバスダイヤ1枚目のとおり、
平日なら7:36発がある!

これに乗れば8:09に宮交シティに着くので、
可能性は大いに広がるぞっ☆

レンタカーや車でも
出来るプランではありますが、

早起きして日の出を見て、

そこから更に2時間以上の運転となると、
結構キツイかも…

その点、高速バスなら乗り換えの心配が無いので、
安心して寝ることも可能!

注意点として、
冬の海、特に早朝の海は寒いですから、
くれぐれも、防寒対策だけはシッカリと!!!

 

自分で運転しないからこそ楽しめる旅

宮崎市~高千穂の観光を楽しむなら、
車がいちばん便利で手軽。

たしかにその通りだと思います。

運転が得意、運転が好きな方だったら
車がおススメ。

ただですね、車じゃないからこそ、

運転しないからこそ、
楽しめるプランというのがあるんですよ。

それがこちら、
トンネルの駅です!

トンネルの駅公式HPより引用

ずらりと並ぶ樽が壮観!

トンネルの駅は、
もともと九州横断鉄道高千穂線のトンネルとして使われる予定でしたが、

昭和49年に延長工事が中止となり、
本来の『鉄道のトンネル』として使われることは無かったそうです。

ですが、

トンネル内の湿度・温度が
焼酎の貯蔵にピッタリと判明!

平成12年から
焼酎の樽貯蔵庫としての役割を開始し、

同時に高千穂物産館【トンネルの駅】としても
スタートしたのだそうです。

樽貯蔵庫であるトンネル内は、

1年中ほぼ一定の湿度・温度で、
外界と比べて、夏は涼しく冬は暖かいのを体感できるとのこと。

そして、約1300本(!)も貯蔵してある焼酎の木の樽から、

少しずつ蒸発する天使のわけまえと呼ばれる焼酎のおかげで、

トンネル内は
甘い香りで包まれているのだとか…

『これは行ってみたい!』と調べたところ、
なんとこちらの見学、無料なんですよ!!!

さらに、

ココで貯蔵された焼酎が、
物産館のなかで試飲出来るのですが、

この試飲も無料なんです。

太っ腹…!!!

試飲コーナーにあるのは
1種類とかじゃないんですよ?

いも・米・麦・そば等の焼酎をはじめ、
希少な栗焼酎もあるとのこと!

さらに、
柿や梅のリキュールまであるんですよ。

 

個人的に一番飲んでみたいと思ったのが、
野いちごのリキュール!

トンネルの駅公式HPより引用

野いちご酵母を使って作られたリキュールで、
お水で割ると色がピンク色に変わるのだとか…

絶対美味しいやつ…
コレ、試飲だけじゃなくて
お土産に買って帰りたい。

試飲コーナーのある物産館には、
焼酎をはじめ
数々のお土産があるとのことなので、
お気に入りの一品を買って帰るのも
楽しいですよね♪

 

…さて、お気づきだろうか?

この日帰りプラン、車じゃ無理なんですよ。

だってお酒の試飲してますからね(笑)
これが可能なのは
バスや電車で来た場合のみです♪

更に、今回の高速バスなら
試飲でほろ酔い気分だったとしても、
乗り換えの手間がないので
ゆったりと帰路を過ごせますよ。

日帰りでトンネルの駅を堪能するなら、
高速バスが最適だと思います^^

 

【トンネルの駅】

住所 宮崎県高千穂町大字下野2221-1
(高千穂中心部よりタクシーで5分)
TEL 0982(73)4050
営業時間 9:00~17:30
定休日 第1水曜日(祝祭日の場合は第2)

 

 

県外の人も県内の人もドンドン使った方がいい

正直、
このバスを使った高千穂観光の楽しみ方は
こんなもんじゃ済まないですよね。

交通費が浮いた分、
美味しい高千穂牛を堪能する旅もあり。

日曜定休のお店を(高千穂は、こういうお店が結構ある)
平日の高速バス使って楽しむ旅もあり。

もちろん、県外から観光で来られた方は、
日帰りじゃなく
宿泊観光も楽しめます。

なんせキャンペーン期間内の11~2月上旬は
夜神楽のシーズンですから、

それ以外の季節の高千穂観光とは、
ひとあじ違う旅になるのでは…

そしてその際、
高速バスを使ったことで浮いた交通費は、

美味しい食事や、
アトラクションに回すことが可能♪

あと、片道のみの利用OKです。

なので、
日帰り旅のプランも、これだけのワケがなく
無限大…

とにかく、
色んな面でお得が過ぎるバスなので、

県外からの観光客のみなさんも、

宮崎市民をはじめ、
まだ高千穂に行ったことがない県内在住のみなさんも、
ドンドン使った方がイイと思います。

 

このバスを使わないのは勿体ないよーっ!

 


もう紅葉は終わってしまうけど、この機会に高千穂ならではの渓谷をぜひ見に行きたい…

 

高速バス【宮崎~高千穂線】

■2019年11月1日~2020年2月29日まで毎日運行
※座席指定制(予約制)

■所要時間
宮崎~高千穂2時間52分

■1日1往復(片道のみ利用可能)
【往路】
宮交シティ8:30発~高千穂大橋11:27着
【復路】
高千穂大橋15:00発~宮交シティ18:02着

※その他、複数の乗降ポイント有

■片道運賃
宮崎~高千穂2.550円(大人)
延岡IC~高千穂1.660円(大人)

■予約
宮交高速バス予約センター
TEL:0985-32-1000
(8:00~18:00)

■その他問い合わせ
宮崎交通お客様バス案内センター
TEL:0985-32-0718
(平日9:00~18:00)

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