宮崎市内に住んでいる大半の人は、移動手段が「自家用車」なので、正直なところ、列車など公共交通機関を利用する機会が少ないわけですが、普段からバスなどを利用している人や、県外から来られた方というのはいまや、「交通系ICカード」の利用って当たり前なんですよね!?(ちなみに運営①は交通系ICカードは持っていません・笑)
先日、県外から宮崎に来られた方のインタビュー記事を拝見したのですが、「びっくりしたのが、駅で交通系ICカードが使えなかった」という話…
そういえば、WBCの合宿でも、木花駅を利用した県外のお客さんが、ICカードが使えないということに驚いたという話題があったことを思い出しましたが…確かに。木花や青島って県外客が多く訪れる場所なのに、こういった電子化に対応していないとは!?
住んでいる運営としても正直驚いた話でもあります^^;
そこで今回は、2024年現在、宮崎市で交通系ICカードに対応している駅はどこなのか?そして今後、対応していない駅でもいずれ使えるようになるのか?調べてみたいと思います。
宮崎市で交通系ICカードが使える駅はどこ?(2024年現在)
まずは、宮崎市で現在、交通系ICカードが使える駅はどこなのか?調べてみたところ、以下の駅では2024年現在、すでに使えるようです。
- 佐土原
- 日向住吉
- 蓮ヶ池
- 宮崎神宮
- 宮崎
- 宮崎南
- 田吉
- 宮崎空港
- 加納
- 清武
- 日向沓掛
- 田野
こうしてみると、空港など県外の方の出入りが一番頻繁と思われる場所はもちろんのこと、学生さんなどが通う範囲?には交通系ICカードが使えるのかな?という印象がありますね。
使える交通系ICカードは?
ところで宮崎の鉄道で使える交通系ICカードですが、
- JA九州「SUGOCA」
そして全国相互利用サービスで「Suica」なども利用できるとのことですが、注意点として「各エリア間をまたがって利用することはできない」ということがあるとのこと。
宮交で使える「nimoca」は宮崎の駅で使えるの?
ちなみに、宮崎交通のバスでは「nimoca」という交通系ICカードが使えますが、これは宮崎での駅で利用することができるのでしょうか?
「nimoca」も全国相互利用サービスに入っているため、宮崎で対応している駅なら利用できるとのことです。
従来は交通系ICカードの種類によって利用できる交通事業者と利用できない交通事業者がありましたが、現在は全国相互利用サービスによって1枚のICカードで全国の鉄道・バスに乗車することが可能になりました。
(引用:【2023年】交通系ICカードはどれがいい?交通系ICカード10選)
なお全国相互利用サービスが使えるカードは、以下のとおりになります。
- SUGOCA
- nimoca
- Suica
- Kitaca
- PASMO
- manaca
- TOICA
- PiTaPa
- ICOCA
- はやかけん
宮崎市で交通系ICカードが使えない駅はどこ?いつから使えるようになる?
それでは、2024年現在、宮崎市で交通系ICカードが使えない駅はどこでしょうか?
- 南方
- 木花
- 運動公園
- 曽山寺
- 子供の国
- 青島
このような駅が現在使えないということですが、巨人のキャンプ地「木花」や、観光地の「青島」とかが使えないというのは、県外から来られる人にとってこれはキツイかも…
木花や青島でも交通系ICカードが使えるようになる?いつから?
現在宮崎市で交通系ICカードが使えない駅がいくつかありますが、実はこれらの駅でも、2025年度中には導入を予定しているという情報がありますね。
その導入が予定されている駅というのが、日南線の「南方~青島」までの6駅に加え、日豊本線の、「日向新富」。これら7駅での導入が検討されていると宮崎県のHPでも公表されています。
1.概要
県では、県民及び県外観光客等が鉄道を利用する際の利便性を向上させるため、鉄道駅における交通系ICカード(SUGOCA)の利用エリア拡大に向け、九州旅客鉄道株式会社(JR九州)、宮崎市及び新富町と協議を進めています。2.利用エリア拡大予定駅
以下7駅へシステムの導入を検討しています。日豊本線:日向新富
日南線:南方、木花、運動公園、曽山寺、子供の国、青島
(引用:鉄道駅におけるICカード(SUGOCA)の利用エリア拡大を検討中)
観光地として全国的にも有名な「青島」、キャンプ地の「木花」に加え、新富町のサッカーグラウンドがある新富町の「日向新富」…これらに導入されたら、さらに便利になりますね。
なんといっても県外から来るお客さんに、「宮崎に来て良かった」と思っていただけるように、いち早い導入に、期待したいところです。