東村アキコさんがご自身の小学生時代モデルに描いている、『まるさんかくしかく』。
話の舞台が「1985年(昭和60年)の宮崎」ということもあって、前回に引き続き第41話目を堪能したところで今回も、【つい小ネタに反応してしまう運営のコーナー】をお送りしたいと思います。
本編を堪能してから読んでいただいても良いし、
「漫画は気になるけど読んでいない」という方も、良かったら先にこのコーナーに目を通していただき、東村アキコさんの『まるさんかくしかく』に興味を持ってくれたらいいな、なんて思っています(*^^*)
※この先は作品のネタバレを含みますので、ご注意ください…
「まるさんかくしかく」第41話の小ネタに反応しちゃう運営のコーナー※ネタばれ注意
今回のテーマは「山菜物語事件!」となっていますが、その内容の随所に当時の時代背景が伺える小ネタが今回も満載でした(^^♪
では、すこし下にスクロールしたところから始めますよ~
さん
に
いち
■宮崎市は春が来る前に…「プロ野球球団のキャンプ」!
春が来る前の宮崎市といえば、プロスポーツ球団による「キャンプ」が有名で、それこそ今では野球だけでなく、サッカーのキャンプも盛んですが、1985年当時の宮崎市ではキャンプ=「巨人」一択だったのではないでしょうか?
現在は残念ながら、巨人の宮崎キャンプは2月の前半のみとなってしまいましたが、そのかわりソフトバンクホークスとオリックスが宮崎でキャンプをするようになったし、また国際試合で結成された侍ジャパンなどがキャンプで訪れるようになったので、これからも益々、「スポーツランド宮崎」は盛り上がるでしょうね^^
■お花摘みって今の女の子もやるのかな?
運営が住んでいた場所の付近も空き地や田んぼが沢山あったので、小学生の頃は、「シロツメクサ」や「レンゲ」の花を摘んだり、幸運が訪れる「四葉のクローバー」探しなんかもしていましたね~
またそれだけでなく、「なずな」の茎?を引っ張って音を鳴らしたり、豆みたいな草(カラスノエンドウ)で笛とか作ったり…今思うと、いろんな遊び方があった気がします。

そういえば、そういった草や花が生えている場所で女の子たちだけで遊んでいる姿って、今は見かけない気がしますが、どうなんでしょうね?
■小学生女子が大好きな世界の名作!
運営もよく読んでいましたね…「赤毛のアン」と「若草物語」。
この時代はこういった世界の名作を学校の図書室や図書館で借りるか、買ってもらって家で読むかしかなかったわけですが、大好きな話は何度でも繰り返し読んでいました。
そしてこれらの世界観が幼い心ながら憧れる部分があったことを思い出します。ホントに懐かしいなあ~!
そして「大草原の小さな家」も、当時人気あった外国のドラマで、子供のころハマって見ていた人も多いと思いのでは?
なお余談ですが運営①は、外国のファミリードラマと言えば「奥さまは魔女」が一番好きでした☆

■「わらび」取りとか確かにテンション上がるがね!!
「花摘み」もロマンがあって好きですが、同時に食べられる山菜とか見つけるとテンションがあがりますよね(笑)
作中ではたくさんの「わらび」そして「つくし」を採ったアッコちゃんとたーくんですが、これ以外にも「タケノコ狩り」なんかも、山菜ではないですが個人的にはテンションが上がるイベント?のひとつでした。
特に運営①は、春になると父親と親類の山へ行って、こうした山菜取りやタケノコ狩りにお供で行くのがとても楽しみだったことを、この話を読んで思い出しました。
そして大概いい年になった今でも、その辺に生えている「つくし」や「タケノコ(古参竹)」を見かけると、やっぱりテンションが上がります☆
春の訪れ
【運営】#宮崎市#キリトリノセカイ#今朝の1枚 pic.twitter.com/CBX5JOMCM1— 平成元年あたりの宮崎の高校生あるあるbot (@MiyazakiSukkii) March 24, 2025
■そして今回も方言が盛りだくさん!
それにしてもこの作品は、宮崎の方言や独特な言葉がよく出てきますが、今回印象的だったのは個人的には「いっぺこっぺ」と「たのもし」かなあ…これらの言葉はホントに独特ですよね。
ちなみに「いっぺこっぺ」。運営の周辺ではあまり使っている人は見かけたことなかったのですが…ネットで調べると、この言葉はどちらかといえば鹿児島弁の類になるのかな??
とはいえ運営があまり聞いたことないだけで、宮崎市でも「いっぺこっぺ」を使う人がいるかもしれませんが、アッコちゃんのお父さんは都城・お母さんは志布志の出身なので、鹿児島の言葉も、作中にちょこちょこ出てきます。
なので、この作品を読むだけで、宮崎もしくは鹿児島方面の言葉に詳しくなること間違いなしですよ☆
余談ですが運営は行ったことないですが、大塚に「いっぺこっぺ」というお店があるみたいですね!?(気になるw)
以上!『まるさんかくしかく』41話目の「宮崎&昭和あるある」でしたが、お花摘みで外国の女の子のようなロマンに浸り、山菜摘みでテンションが上がる…この光景は、今の子供たちにもみられるのでしょうか?
そういった「山菜ツアー」的なイベントとかなら、大人が引率したうえであるかもしれませんが、こうやって子供たちだけで近所の空き地や山へ行って、花や山菜を摘む機会って今はほとんどないのかもしれませんね…
ということで!次回はどんな懐かしい風景が見られるのか?「宮崎&昭和あるある」とともに次回も楽しみです!