令和になったとたん、新型コロナとかいうウイルスの感染症が世界中に爆発して、前代未聞の状況に陥っているー2020年。
感染拡大を食い止めるために、あらゆる施設などの閉鎖から始まり、年度末~新年度にも関わらず、学校が休み…
更には初めての「非常事態宣言」とゆーのが出され、外出を控えようという、『STAY HOME』(おうちにいよう)なんていうことが言われていますが、
ネット社会の今、家で過ごす手段は色々あるだけでなく、過ごし方についてもネットで検索すれば色んな方法を見つけることが出来ますが、
もしこれが…平成元年あたり・1990年前後に起きたら?どんな感じになるんだろう???
平成元年あたりでSTAY HOMEが発令されたら?
調べ物は辞書!電話は固定or公衆電話!
平成元年あたりに高校生だった頃は不便さを感じていなかったけど…もしスマホがない状態が、ちょい前の「非常事態宣言」時で外出を控えなきゃならない状態なら、きっとこんな感じ。【運営】https://t.co/QKRb7lgdXP
— 平成元年あたりの宮崎の高校生あるあるbot (@MiyazakiSukkii) July 21, 2024
約30年前にタイムスリップしてー平成になったばかりの、1990年あたり。
この時代にもしも、『ウイルス感染が広がり非常事態宣言が出され、不要不急の外出を控えるように』
こんな報道を知った高校生たちは一体どうするのか?
スマホどころか、ガラケーやPCすら普及していなかったこの時代。こういった報道を知る手段が、テレビと新聞(あるいはラジオ)くらいしかないため、
とにかくリアルタイムで情報を知る手段が少ないことと、「1999年地球は滅亡する」という、ノストラダムスの大予言のこともあって、さらに不安な気持ちに陥ることでしょうね…
そんな中、学校が休みになり、家で過ごすことになった高校生たち。
塾なども自粛になることから、家で勉強するわけですが、もちろん「オンライン学習」なんてない時代。
パソコンどころか、家にはせいぜい「ワープロ」がある程度なので、(当然ながらネット環境なんてない!)平成元年あたりの高校生は家で勉強する時は、
- 辞典や参考書などを使って自分で調べる
- 分からないところは友達に電話する
※電話は家の固定電話 - こういったときこその!『進研ゼミ』
※ただし回答は郵送で・返信が来るまで時間がかかる・・・
なんといっても、分からないことがあっても「リアル」で解決する術がないことから、せいぜい友達に電話して聞くくらいしかできないんです。
さて勉強が済んで、おうちで自分の時間を過ごそう!と思った時。平成元年あたりなら、どんなことをして過ごしただろう(・・?
平成元年あたりではどうやっておうちで過ごす?
今ではスマホとWi-Fi環境さえ整っていればYouTubeなどの無料動画サイトの閲覧を始め、定額料金を払えば、好きなドラマやアニメは見放題。アプリでゲームも出来るし音楽も聴ける!
しかもそれだけじゃなく、欲しいものは外に出なくてもネット通販で買えるし、さらには遠くの場所にある美味しいご当地グルメだって、ネットで買うことが出来る…!
なので外に出なくても、それなりに暇つぶしできる媒体があり、ましてや外出しなくても買い物だって出来るわけですがー
平成元年あたり。スマホなどネット通信などができない状態で、家から出ずにどうやって暇つぶししようか?
この時代で家で過ごす手段といえば、
- テレビを見る(もちろん地上波)
- ラジオを聴く
- 新聞・雑誌・漫画や小説などの書籍を読む
- 録画したビデオを見たり、CDなどを聴く
- ファミコンやゲームボーイをやる
うーん…このくらいでしょうかね^^;
まずテレビについて。特に宮崎に至っては民放は2局しかないため、見れる番組がかなり限られています(涙)
また書籍類は買いに行けば手に入るものの、外出を自粛するわけだから新作を買いに行くことが出来ないので、家にある本を読み返すしか出来ないし、ましてや新作のゲームも買いに行けない!
またビデオを見ようにも、レンタル屋行って借りるわけにもいかない…
そもそも実際みんな同じことを考えたら、レンタル屋に客が殺到して「3密」になりかねないため、「休業要請」の可能性もありえる!?
※参考までに。昭和から平成になった時ー
昭和天皇崩御ということから軒並みお店が自粛したり、
テレビ番組が全て特番になったことから、
ビデオレンタル屋にお客さんが殺到していました。
平成元年あたりの買い物事情
そんなこんなでテレビを見ていた平成元年あたりの高校生。なにやら美味しそうな食べ物が出ていたので、なにか美味しいものを食べようと思ったわけですがー
この時代のデリバリといえば、家の近所で持ってきてくれる定食屋かラーメン屋など。ちょっと街の方に住んでいたら、ピザの宅配くらいはあったかもしれませんが…(少なくともうちの近くはなかったw)
またテレビなどで見た、なにやら美味しそうな食べ物。今なら即!ネットでお取り寄せ、
なんて出来ますが、
平成元年あたりでこういったお取り寄せは、専用のカタログ本を見て、郵送での注文が主流だったので、注文してから品物が届くまで、ネット通販よりもさらに時間がかかっていました。
平成元年あたりの友達との連絡手段は?
長いこと学校を休んでいると、友達と話がしたくなる…そこで電話をかけるわけですが、
令和の今では、LINEなどといった無料通話アプリもあるし、声だけでなく顔を見ながら電話だってできるので、しばらく会わなくても、コミュニケーションをとる手段があります。
しかし平成元年あたりの高校生たちは基本…電話代や親の目を気にしながら、固定電話または公衆電話から友達に電話しています。
さらには遠方の友人への連絡は、電話するとなるととにかく電話代が高額になりがちなので、もっぱら…『手紙』が主流。
手紙を書いて郵便で出して、返事が来るのを心待ちにするー
そう。昔は遠方の友人とのコミュニケーション手段といえば、手紙でのやり取りーつまり「文通」しかなかったんです!
なんせ今みたいに、気軽に電話が出来ないんです。(とにかく通話料が高いw)
転校した友人とは最初文通してコミュニケーションとるものの、いつしかどちらか手紙を出さなくなり、音信不通になるパターンって結構あったと思います。
ということで、平成元年あたりに新型コロナウィルスのような感染が起こったらどうなるのか?想像してみましたが、こうやって考えると、この30年の間で世の中がかなり便利になったことが分かりますよね。
もし『緊急事態宣言』が平成元年あたりに本当に起きていたら!?どれだけ不便で、どれだけ怖い思いをしたかと思うと…ゾッとします。