夏になると食べたくなる「そうめん」!家でも気軽に食べれますが、外で食べる「そうめん」もいいですよね~^^
ところで運営①は「流れるそうめん」といえば、丸いテーブルに設置された、水の入ったそうめんがグルグル回転するイメージの方が強いのですが、一方でTVとかを見ていると、竹に入ったそうめんが流れるというのをよく見かける気がしますので、「流れるそうめん」って大まかにこのふたつに分かれるのではないでしょうか?
なおふたつのタイプの「流れるそうめん」。どうやら微妙に呼び方が違うようなので、今回は『テーブルの上でグルグル回るそうめん』と『竹で流すそうめん』の違いについて、発祥の地なども合わせて簡単に調べてみました。
『そうめん流し』と『流しそうめん』。どっちがグルグル回転するタイプ?
『そうめん流し』と『流しそうめん』…回転するタイプと竹で流すタイプ…どっちがどっちなのでしょうか?
結論から言って、
- そうめん流し=テーブルの上で回転している水のなかにそうめんが入っている
- 流しそうめん=割った竹に水とそうめんを流したもの
ちなみに運営①は…竹に入って流すやつも『そうめん流し』と言うのかと思っていましたが、コッチは『流しそうめん』という名称が一般的のようです。
『そうめん流し』と『流しそうめん』どっちも南九州が発祥って本当?
ところで、運営①は『そうめん流し』が鹿児島県指宿市の唐船峡というところが発祥、というのを聞いたことがあったので知っていましたが、竹に水とそうめんを入れて流す『流しそうめん』の発祥はなんと!宮崎県高千穂町なんだとか。
※『流しそうめん』発祥の地・高千穂峡にあるお店より
流しそうめん発祥の地は九州は宮崎県高千穂町
昭和30年、暑い夏の宮崎県高千穂町から始まりました。各新聞社の高千穂駐在記者が野良仕事の際、涼を得ようと野外で湯がいたそうめんを、竹に入れた高千穂峡の冷水にさらして食べていた光景がヒントになったと言われています。それを地元の企業が昭和34年に商業ベースに乗せ、全国的に広まっていったのです。
(引用:森脇製麺)
ということは!有名な二つのタイプの「流れるそうめん」はどちらも、南九州が発祥ということになるのか…!!
なので宮崎は=『流しそうめん』の方がメジャーなのかな?ということになりそうですが…
宮崎市在住の運営①はどちらかというと、グルグルそうめんが回転する『そうめん流し』の方が身近な感じがするので、宮崎県民でも意外とこれは、『そうめん流し』派と『流しそうめん』派に分かれそうな気がします☆
ちなみに、先に誕生したのが高千穂発祥の『流しそうめん』。そしてそのあとに、指宿市唐船峡発祥の『そうめん流し』が誕生した、とのことですが…
湧水が有名な唐船峡でも最初は、高千穂が発祥の竹で水とそうめんを流す『流しそうめん』を導入し大繁盛したそうですが、その一方で手間がかかる・そうめんを流す人手も必要といった課題があったことから、結果的に今の『そうめん流し』に使われる「回転式そうめん流し器」を開発したという歴史があるようです。
こういったことから、『そうめん流し』といえば、鹿児島名物として普及していったのでしょうね。
運営①が行く『そうめん流し』の名店
最後に、運営①が行く『そうめん流し』の名店。鹿児島県湧水町にある「竹中池公園」にある『そうめん流し』。
「疏水百選」にも選ばれている竹中池。ここの湧水で食べるそうめんは最高!毎年多くの人がここで『そうめん流し』を楽しんでします。(そのため、夏の休日はかなり並ぶので、待たされる覚悟が必要です…)
池から流れてくる風がひんやりと心地よい、店内。
おススメは「ソーメンセット」。ソーメンに、マスの塩焼き・鯉のあらい・鯉こくがセットになっています。(ちなみに「おにぎり」は別売)
※この時、ゴーヤの甘酢のお漬物はセルフで食べ放題でした^^
◇竹中池そうめん流し
- 住所:鹿児島県姶良郡湧水町川添1032-6
- TEL:0995-75-2318
- 営業時間:10時~15時
- 冬季(10月~3月)は休業(予約のみ?)